2023年２月１９日(日)　11時から
千葉県長柄町　太陽ファームキッチン&カフェ 日本茶カフェにて
限定20名(どうしても参加したいというご希望から25名で開催しました。)
春一番かな?とても強い風の中、キャンセルなしで25名で開催されました。
ご家族だったり、親子だったり、カフェの会場約35名で和菓子と向き合いました。
和菓子づくりを教えていた和菓子職人の酒井先生はとにかくお話し好きです。
歴史を交えて日本の和菓子文化を教えてくださいます。

今回は、道明寺桜餅、上生菓子の梅、水仙の3種類を2個ずつおつくりいただき、
お持ち帰りしていただきました。
和菓子の色はとてもきれいで優しい気持ちになれます。
きれいなピンク色・淡い黄色・黄緑色で、これから訪れる春を感じることができました。
お作りいただいた後、発酵ランチ・日本茶(玉露)を楽しんでいただきました。

小学生の男の子は、先生の横にぴったりつき、目キラキラさせていました。
「先生、僕こんな風にしたいんですけど、いいですか?」
お話聞きながら和菓子のデザインをしていたのでしょう。
自分なりにこう作ってみたいと先生に質問されていたのはとてもうれしくなりました。

ちょっと反抗期?の中学生の女の子は、大学生のお兄ちゃん、お母さん、お父さんと4人で来ていました。
お母さんに連れてこられたのかあまり楽しそうには見えませんでした。
終わった翌日、お母様にお話を伺いました。
「子供たちが大きくなり、あまり家族で出かけることもなくなり、4人でとても楽しい時間を過ごせました。
娘はあまり表情を外にださなくなりました。
でも家に帰って和菓子を3つも食べ、友達に和菓子の写真を送っていましたよ。」
私はこのお話を聞き、とてもうれしくなりました。
家族がこのイベントをとおして、和菓子と向き合い、
日本茶カフェで心豊かな時間をすごしてもらったんだとうれしくなりました。

私はこんな心豊かな場づくり、感動体験をとおして、
ちょっとぎくしゃくしている家族関係や、
日々の忙しい追われる時間から解放され、
日本茶とともに短い時間でも心豊かに時間過ごし、
またがんばって日常にもどっていけるようにすることこそ
日本茶カフェの役割かなと思っています。
これからもこの大切な役割を果たしていかないとと、
気持ちを新たにしました。